『御三家』と称された歌手の橋幸夫(はし ゆきお)さん。
アルツハイマー型認知症を公表していましたが、8月4日に肺炎のため亡くなりました。
死因となった肺炎ですが、アルツハイマー型認知症だったことの影響はあったのでしょうか?
今回の記事では
- 橋幸夫が肺炎で逝去
- 橋幸夫はアルツハイマー型認知症だった
- 橋幸夫の死因は誤嚥性肺炎?
ということについて書いていきたいと思います。
橋幸夫が肺炎で逝去

歌手や俳優として活躍した橋幸夫さんが、8月4日に肺炎のため亡くなりました。
項目 | 内容 | |
---|---|---|
名前 | 橋 幸夫(はし ゆきお) | |
生年 | 1943年5月3日 | |
出身 | 東京都荒川区 | |
職業 | 歌手、俳優 | |
デビュー | 1960年「潮来笠」でデビュー | |
代表曲 | 潮来笠、いつでも夢を(吉永小百合とデュエット)、恋をするなら など | |
活動 | 映画・ドラマ出演も多数、国民的歌手として活躍 | |
引退 | 2022年に歌手活動を引退 | |
没年 | 2025年7月(享年82歳) |
橋幸夫さんは、舟木一夫、西郷輝彦さんと「御三家」と呼ばれ

一世を風靡しました。
そんな橋幸夫さんの訃報に世間は



- 寂しいです
- ゆっくり休んでください
- とても残念
といった悲しみの声があがっています。
橋幸夫はアルツハイマー型認知症だった

橋幸夫さんは、2022年から
アルツハイマー型認知症
を患っており、2025年5月20日にそれを公表していました。
アルツハイマー型認知症とは
項目 | 内容 | |
---|---|---|
定義 | 脳の神経細胞が少しずつ死んでいき、記憶・思考・判断力が低下する病気。認知症の中で最も多い。 | |
初期症状 | もの忘れ、同じ質問を繰り返す、言葉が出にくい | |
中期症状 | 時間や場所がわからない、家族を認識できない、徘徊や妄想、感情の変化 | |
後期症状 | 食事・排泄など日常生活に全面介助が必要、寝たきりになることも多い | |
主な原因 | アミロイドβやタウたんぱくの異常蓄積による神経細胞障害 | |
リスク因子 | 加齢、遺伝、生活習慣病(高血圧・糖尿病など) | |
進行の特徴 | ゆっくり進行し、数年~10年以上かけて症状が悪化 | |
合併症 | 嚥下障害、肺炎、栄養不良、寝たきりによる合併症 | |
治療・対応 | 進行を遅らせる薬の使用、リハビリ、生活環境の工夫、家族や介護者の支援 |
こういった症状があり
記憶や思考力、判断力が低下していく病気
と言われています。
アルツハイマー型認知症が公表された同月31日に、一過性脳虚血発作との診断を受け橋幸夫さんは入院します。
一過性脳虚血発作
脳の血管が一時的に詰まる・狭くなることで、脳に血流が一時的に不足し、脳卒中(脳梗塞)と似た症状が短時間だけ現れる状態
6月8日には退院し同11日には「夢グループ20周年記念コンサート」でステージ復帰しましたが、その後再入院。
入院後は認知症の症状が進み、意思疎通が困難になり寝たきり状態が続いていたようです。
その後、所属する夢グループより「肺炎のため死去した」と発表がありました。
橋幸夫の死因は誤嚥性肺炎?

橋幸夫さんの死因は「肺炎」と公表されていますが、アルツハイマー型認知症を患っていたことを考えると
だった可能性も考えられます。
アルツハイマー型認知症は、病気そのものでなくなるというより
脳機能の低下による合併症
が死因となることが多いようです。
石田社長によると「その日はほとんど会話できません。自分で水も飲み込めません。
引用:https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202509050001373.html#google_vignette
橋幸夫さんが所属する夢グループ石田重廣社長によると
自分で水を飲めなかった
といいます。
アルツハイマー型認知症を患うと、嚥下障害が起こる可能性が高まります。
嚥下障害とは
- 口の中で噛んでまとめる(口腔期)
- 喉の奥に送り込む(咽頭期)
- 食道を通って胃へ入る(食道期)
この流れに異常が生じることをいい、食べ物や唾液が誤って気管・肺に入ると細菌感染を起こし誤嚥性肺炎につながるのです。
推測の域をでませんが、橋幸夫さんの死因は誤嚥性肺炎だった可能性も考えられます。
まとめ
今回の記事では
- 橋幸夫が肺炎で逝去
- 橋幸夫はアルツハイマー型認知症だった
- 橋幸夫の死因は誤嚥性肺炎?
ということについて書いてみました。
結論、橋幸夫さんは
- 肺炎で逝去された
- アルツハイマー型認知症だった
- 誤嚥性肺炎の可能性も考えられる
ということがわかりました。
橋幸夫さんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。