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バイト探しは「ニーズ・ウォンツ分析法」がおすすめ!

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アルバイトを探している人にとって、ポイントとなるのはこんな感じでしょうか。

  • 仕事の内容
  • 時給
  • 通勤の距離・通勤のしやすさ
  • 希望に合うシフト
  • 職場の雰囲気や働く人


職種はいろいろありますが、僕はアルバイトというと「接客」のイメージが強いです。

「接客の仕事をやってみたい」という人も、たくさんいるのではないかと思います。

そして、そういった人たちの中には「こんな感じのお客さんを接客してみたい」と考えている人もいることでしょう。



ですが、それをアルバイト選びの基準にする人は少ないようです。



僕の経験では、接客の楽しさは「お客さんとの相性」が重要だと考えています。

ですから、「どんなお客さんが来るのか?」ということをアルバイト選びの基準にするのも、ひとつの方法かと思います。


今日は、
「どんな職種に、どんなお客さんが来るのか?」

これについて考えていきたいと思います。


これから「アルバイトを探そう」と考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

パジャマでコンビニに行く理由

夜のコンビニで、パジャマ姿の女性客を見かけることがあります。
パジャマでコンビニに行く理由としては、こんなことが考えられます。

  • 家が近所だから
  • 着替えるのが面倒だから
  • どうせ知り合いに会わないから
  • すでにお風呂に入った後だから


確かにわかる気がしますが、僕はもっと根源的な理由として

「消費行動にワクワク感がないと、人は本性を出す」

このように考えています。



この場合の本性は

「面倒くさいことはしたくない」だと思われます。



基本的に、いつでも本性を出している人は稀で、大抵の人は日常生活において本性を出しません。

本性ばかり出していると、人間関係に支障が出ることを知っているからです。



では消費行動にワクワク感がないと、出すべきでない本性が出てしまうのは、なぜなのでしょうか?





夜コンビニに行く女性の目的は、十中八九「小腹が空いた」か「日用品を切らした」です。


小腹が空いたら、家にあるお菓子で我慢します。
日用品を切らしたら、次の日に買いに行きます。

ですが
家にまったくお菓子がなかったら
今すぐそれが必要だったら


仕方がないから、コンビニに行くのです。



「仕方なく行く」という状況で生まれるのは「やらされ感」です。

「やらされ感」は「ワクワク感」の対義語とも言えます。

そんな「やらされ感」を持った状態で、「面倒くさいことはしたくない」という本性を持った人間が

【家を出る前に私服に着替えて、15分後またパジャマに着替え直す】

こんなことできるわけがないのです。



「やらされ感」とは、本性を覆い隠す頑丈な殻に、穴をあける「ドリル」のようなものです。

もし殻に穴が開いてしまうと、そこから本性が出てくることになります。



夜コンビニにいるパジャマ姿の女性は

「仕方なく買い物に行くという、やらされ感(消費行動にワクワク感がない)」によって

「恥ずかしい」「他人の目が気になる」という気持ち(本性を覆い隠す殻)が壊されてしまい

「パジャマから着替えるのが面倒くさい」という本性が出てきてしまった人


ということがわかります。

ニーズ・ウォンツ分析法

よく「お客様のニーズを満たす商品が売れる」と言われたりしますが、実はそれだけだと商品は売れません。

なぜなら「ニーズを満たす商品」とは、お客様にとって「必要」ではあっても「欲しい」ものではない場合が多いからです

神田昌典さんの『あなたの会社が90日で儲かる!』では、商品の売れる切り口を発見するツールとして「ニーズ・ウォンツ分析法」が紹介されています。

縦軸がニーズ(必要性)で、横軸はウォンツ(欲求)を表しています。

このチャートに当てはめて考えると、商品を売るために何が必要かわかりやすくなります。


このチャートを見ると、ベンツはニーズが足りません。

ですからセールスマンが
「万が一のことが起きても、圧倒的な安全性能で家族を事故から守ります!」
こんなセールストークでニーズ(必要性)を高めることができれば、売れる可能性は上がります。


逆にトイレットペーパーは、ウォンツが足りません。

この場合
「どれだけ拭いても、絶対にお尻が痛くなりません!」
という付加価値が付けば、右側に移動していきます。(もちろんウソはいけません)
ウォンツが高まると、このトイレットペーパーは売れるのです。


このようにマトリクスチャートによって可視化すると、マーケティングの方向性を決めやすくなります。
これを実現するのが「ニーズ・ウォンツ分析法」です。



補足として、必ずしも「売れるセグメント」に移動しなくても「抑えきれない欲求」か「差し迫った必要性」があれば、売ることは可能だとのことです。

ただし購買する理由から、高く売れるのは「ウォンツ商品」で、「ニーズ商品」は価格競争になりやすいという傾向があります。

ニーズ商品を売っていると本性が見える

前置きが長くなりましたが、アルバイト探しにおいて「どんなお客さんがくるのか」ということを基準に考えた時の結論はこうです。


ニーズ商品を売る仕事には、本性を見せるお客さんが多く来る


パジャマでコンビニに行くのは、ニーズ商品(必要なもの)を買いに行くときです。

誤解を恐れずに言えば、ニーズ商品とは「欲しくはないけど、必要なもの」です。

ですから、それを買いに行くことには「やらされ感」が生じ、本性が出やすい状況ができてしまうのです。


例を挙げると「ドラッグストア」や「スーパーマーケット」「クリーニング店」等はニーズ商品の占める割合が多そうです。

ワクワクしながら買い物を楽しむ客様を相手にするのか、ちらりと本性の見えるお客様を相手にするのか?

「どちらが自分に合っているか」ということを考えていみると、自分に合ったアルバイトを見つけることができるのではないでしょうか。


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