【なぜ】笠井スイの死因は何の病気？双極性障害II型の影響は？

2025年9月29日

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漫画家として活躍する笠井スイ（かさいすい）さん。

9月12日に亡くなっていたことを、9月28日公式Xで親族が明らかにしました。

2009年に連載がスタートした「ジゼル・アラン」は、笠井スイさんの体調不良を理由に2014年から救済していました。

また2022年には、「双極性障害II型」と診断され入院したことも明かしていました。

今回の記事では

漫画家の笠井スイが死去
【なぜ】笠井スイの死因は何の病気？
双極性障害II型の影響は？

ということについて書いていきたいと思います。

漫画家の笠井スイが死去

漫画家の笠井スイさんが、9月12日に亡くなっていたことがわかりました。

9月28日に公式Xで

お知らせ

笠井スイは9月12日に永眠いたしました。

ご報告が遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。
葬儀は近しい者にて執り行いました。

生前、笠井スイを支えてくださいましたファンの皆様、関係者の皆様へ心より感謝申し上げます。

親族一同
— sui kasai * 笠井スイ (@kasai_sui) September 28, 2025

親族が訃報を明らかにしています。

笠井スイさんの代表作でもある「ジゼル・アラン」は

体調不良を理由に2014年から休載していました。

世間からは

早すぎる
本当に残念
連載再開楽しみにしていたのに大変残念
漫画家の不規則な生活が理由？

といった悲しみの意見が多く見られます。

【なぜ】笠井スイの死因は何の病気？

笠井スイさんの死因は何の病気だったのでしょうか？

世代別の死亡原因を見てみると

引用：https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/tyojyu-shakai/shiin.html?utm_source=chatgpt.com

笠井スイさんが当てはまる41歳は

1位：悪性新生物
2位：自殺
3位：心疾患
4位：脳血管疾患
5位：不慮の事故

となっています。

もしかすると笠井スイさんも、この中の理由で亡くなられてしまった可能性も考えられます。

2014年から体調不良で休載していたことを考えると、長期にわたって療養が必要だったのかもしれません。

双極性障害II型の影響は？

報道によると、笠井スイさんは

　笠井さんは休載後もSNSなどで発信は継続。2022年にはnoteで「双極性障害II型」と診断され、入院したことも明かしていた。

引用：https://news.yahoo.co.jp/articles/0a31210fd88b55dcffe488c0223182fade865a6f

双極性障害II型

であったことを公表しています。

双極性障害II型とは

項目	内容
基本的な特徴	軽躁状態と抑うつ状態を繰り返す気分障害
躁の状態	I型ほど激しくない「軽躁状態」活動的・饒舌・睡眠が少なくても平気など
うつの状態	強く長く続きやすい無気力・自己否定感・集中力低下など
発症のきっかけ	ストレス、生活リズムの乱れ、遺伝的要因などが関与
症状の周期	数週間〜数か月単位で「軽躁→うつ」を繰り返すうつの方が長い傾向
I型との違い	I型＝激しい躁状態ありII型＝激しい躁はなく軽躁＋うつ中心
主な影響	社会生活や仕事に支障が出る特に「うつ」による生活の質の低下が大きい
治療法	気分安定薬（リチウム・ラモトリギンなど）心理療法（認知行動療法・社会的リズム療法）生活リズムの安定

といった特徴があり、双極性障害I型との違いは

項目	双極性障害I型	双極性障害II型
躁の程度	激しい躁状態（入院が必要なほど）	軽躁状態（生活は大きく崩れない）
うつ状態	ある	より頻度が高く、症状も重い
診断のされ方	躁エピソードが明確	軽躁と抑うつの繰り返しで診断

このようになります。

双極性障害Ⅱ型と、死のリスクの関係は

観点	内容
直接的なリスク	病気そのものが臓器を傷めたりして死に直結することはない
自殺リスク	抑うつ状態が深刻で長引きやすく、自殺企図や自殺の可能性が高い
間接的リスク	軽躁時の衝動的行動（無謀な運転・浪費・事故など）が命に関わる可能性がある
自殺率	一般人口に比べて高く、双極性障害全体で10〜20倍程度とされる
予防方法	薬物療法の継続、心理社会的支援（認知行動療法・家族支援）、生活リズムの安定
周囲の対応	強い落ち込みや希死念慮などのサインを見逃さず、早めに医療につなげることが重要